加害者だけではなく、 - 人生いろいろ勉強日記

★１日１日を大切に！

加害者だけではなく、
被害者にも何らかの落ち度があった場合は、
「過失相殺」によってある程度の額が相殺されますし、
被害者がトラブルによって何らかの利益を得た場合も、
「損益相殺」によってやはり相殺されます。

損害賠償というものは、画一的な見方で
その額が決まるわけではなく、
トータルで被害の度合いに見合った額が
判断されるものなのです。

そして、その中でも一番厄介な賠償と
されているのが、慰謝料です。

この慰謝料の存在が、損害賠償という
制度を難解にしていると言っても
過言ではないでしょう。

専門家であっても、場合によっては
難しい判断をしなければならないほどの
極めて厳しい問題であり、
トラブルが多い制度なのです。